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雨のきらめき


雨やどりスポットってふしぎだ。スーパーの出入口とか、ちっさいアーケード下とか、示し合わせてもいないのにどんどん人の足が集まってくる。びちょ濡れ少女の歩きづらそうなサンダル、出先中っぽい上長と新卒コンビの真反対な革靴、たまに見かける奇抜な格好をした熟女の長靴、たぶん近くの理科大に通っていそうな学生の小汚いスニーカー、昼間から缶ビールを飲んでいる高齢者のズック。

なんてことない場所に集ったいろんな足を確認してから頭を上げると、豪雨のせいかみなスマホに目もくれずに雨のようすをうかがっていて、私もまったく知らん人たちと一緒にぼうっと雨を眺めてみる。

勢いのやわらいだ隙に抜け出して、時間が優先されたのか駆け出して、一人また一人と出ていっては新メンバーが加入する雨やどりスポット。ただその場に居合わせただけの人々と、無言で眺める何かを。きっと誰の記憶に刻まれることもないであろうそんな瞬間が、なんだか特別なものに思えてくるのでした。

来月は一平さんのイベント、10月3日(土)目黒蟠龍寺にて。

❯❯❯❯ https://kawamuramikiko.com/schedule/


風物詩


今年もふたつの花火大会を部屋から見つめ、近い……と思った。川沿いに住まう唯一のメリットな爆音、ともに救急車やパトカーのサイレンも続々と浴びるのでいろいろ相殺されている気はする。

長年愛用してきた携帯電話をスマートフォンに変えて、街の人がしているみたいにひとまず画面に注目してみるのだけれど何をすればよいものか。明るくなったとたんにふっと暗くなり、自分の顔が映ってびっくりする。わあ!の繰り返しと外に電波があるふしぎ、車を充電するとき以外にも便利なことを探せたらなと思います。(あとは地図をプリントアウトしなくてよくて楽)

先月発売のアニメ雑誌にインタビューが掲載されているもようです。よろしければぜひ。


嵐のあと


路上、駅のホーム、ダイソー。あちこちで声をかけられふり向くと、それはずっとお話してみたかった方だったり、長いこと会っていない幼馴染だったり、行きつけのお店のマスターだったりする。偶然のつらなり、うれしい……それにしても声かけられやすい。すこし前にも「うち大阪から来たんやけど訛ってます?」と訊ねられ、知らんがなってなった。

たまたま、山形県の「おかひじき」という謎の植物を口にした。はじめは水草か?と思ったけれど、何か宿っているように美味しい。熱湯にぶち込むだけでよしという点もシンプルで好き。どうやら関東でも育つらしく、来年に向けておかひじきの種を探そうかしら。

ほのかに携わりましたTVアニメ、今月より ABEMA や Amazon Prime Video などでも観られるそうです。みてね!